えむにわリソース

ITのスキマ的なあれこれを書きます。

技術書典4で無事生還したので振り返り

4月22日(日)に技術書典4が開催されました。
お陰様で、結果無事完売できました!
呪いのダンボールの嵩が増えなくて済みました。

それでは当日の様子を振り返ってみましょう。

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表紙

当日の状況

晴れたことはまさに僥倖!

朝からスムーズな会場入りが実現できました。
当日、ダウンロードカードを印刷しなければならなかったのですが、 混んでるかと思った秋葉原キンコーズが意外と空いてて助かりました。

12時頃にピークが来て、15時頃に完売しました。
次計数するときはグラフ残したいですね。

頒布数についての考察

終了後の被チェック数は113
販売数は新刊97冊(共著者用、見本用、保存用を除いて完売) 、既刊9冊 でした。

余談ですが前回の被チェック数は52、頒布実績35冊でした。
呪われた在庫はまだ50冊以上あるのでさすがにこれを捌き切るのは無理でしょう。

ジャンル別の被チェック数が分かれば 参加人数と含めてクラスタ人口が分かるので、予測を立てやすい

今回の総参加者は6380人だそうです。
技術書典3の時が3100人、天気に恵まれると倍ぐらいになるのでしょうか。

来場者の1.7%が注目してくれたということになりますね。
前回の注目度も比率で1.5%程度なので、総参加者のパーセンテージよりも、被チェック数に注目したほうが正しい予測が出来そうです。

しかしながら、被チェックの2倍ということも無くなってるらしいので、

  • 天候の影響
  • 混雑の影響

は、被チェック数からマイナスされるデバフなのでしょう。
そして、雨が降ると、天候に左右されない強者が集うので、絶対数が下方修正、購買率が上方修正されるといった感じでしょうか。

どうやって書く前に最初の期待値を見積もろうか

書籍を書きだす前の最初の予測に、当日参加者のクラスタ別の興味の比率は大事です。
しかし一般的な職業人口と、参加者の人口が必ずしも比例するわけではない。
また、世間の認知度の低いテーマを扱い場合は、赤字覚悟で、自らが広告塔になって広める覚悟は必要です。
逆にニッチだけど認知度が高いテーマは、強いです。

一般的な話題の場合は以下のようなジャンル別にざっくり切って、あとは表紙とクオリティでブチ上げていくのかな。

  • 強そう。カジュアルに被チェック200Over行ってそう
  • 苦戦してそう。被チェック100行けば良いほうか
    • IoT
    • Webバックエンド
  • 悟りの境地。立ち読みのみで被チェック>頒布数とかありそう
    • セキュリティ
    • ネットワーク

当日の特異点

id:mochikoAsTech さん

mochikoastech.hatenablog.com

初参加で13時半で750部売りぬくという快挙を成し遂げたまさに台風の目。
分析すればするほどわけがわからないよ。

底なし沼の魔女 さん

残ったのか…個人的に期待値高かったので瞬殺だと思ってました。
なおComicZINさんに行けば買えるらしいです。

前回の反省を踏まえて今回やったこと

表紙をイラストレーターさんにお願いした

今回の表紙はマウンタン 氏にお願いしました。
最近VTuberブームのおかげでよく見かけるあのアセットの作者です。

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「ホロライブ」VTuber向けなりきりアプリへリニューアルのお知らせ – カバー株式会社/COVER Corporation

本文が1字も仕上がってないのに、先に表紙だけ納品していただいて、恐縮と原稿落としたら死ぬ覚悟ができました。
「表紙かわいい」という意見を何度か頂いたので、はっきりと印象が改善したようです。

ちなみに表紙発注の時の依頼はこんな感じでした。 この他にLaravelの説明や要素技術などの知識編が7Pほどあるのですが、今は省きます。

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魔法使い言うな!

ブースを手伝ってもらった

今回はうこ 氏にブースのお手伝いをお願いしました。
一人じゃないのは心強い。人があまり来なくなる15時以降が拷問じゃなかった。

iPadで在庫管理

カウンターアプリを使って在庫管理しました。
嵩ではなく、具体的な数字で着地予想ができるので便利でした。
カウンターで管理するアイデア自体は、当日の朝に思いついたので、今回はありもののアプリで対応。
事前に思いついて時間があれば分析にも使える、在庫管理のための自作アプリを作りたいと思った。

カウンター EX

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  • Mamoru Yano
  • 仕事効率化
  • 無料

まとめ

  • 死ななかった!めでたい!
  • 晴れを経験することによって、頒布数予測の変数が増えた
  • 2人でブースやると天国だった
  • 在庫計数アプリつくりたいのでやっていこう

電子版をBoothで取り扱っています。

booth.pm

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