4月22日(日)に技術書典4が開催されました。
お陰様で、結果無事完売できました!
呪いのダンボールの嵩が増えなくて済みました。
それでは当日の様子を振り返ってみましょう。
当日の状況
晴れたことはまさに僥倖!
朝からスムーズな会場入りが実現できました。
当日、ダウンロードカードを印刷しなければならなかったのですが、
混んでるかと思った秋葉原のキンコーズが意外と空いてて助かりました。
12時頃にピークが来て、15時頃に完売しました。
次計数するときはグラフ残したいですね。
Laravel本完売しました!!!#技術書典4 pic.twitter.com/LkcHqikopt
— えむにわ@技術書典4 く13 (@m2wasabi) 2018年4月22日
頒布数についての考察
終了後の被チェック数は113
販売数は新刊97冊(共著者用、見本用、保存用を除いて完売) 、既刊9冊
でした。
余談ですが前回の被チェック数は52、頒布実績35冊でした。
呪われた在庫はまだ50冊以上あるのでさすがにこれを捌き切るのは無理でしょう。
うちの最終被チェックは113なので、
— えむにわ@技術書典4 く13 (@m2wasabi) 2018年4月23日
100部という見積もりがほぼ正解だった
紙本完売した後の問い合わせ数を含むとほぼ同一 pic.twitter.com/YrWExKzI20
ジャンル別の被チェック数が分かれば 参加人数と含めてクラスタ人口が分かるので、予測を立てやすい
ただいまを持ちまして、 #技術書典4 閉幕しました!今回の総参加者数は6380人でした。
— 技術書典公式アカウント (@techbookfest) 2018年4月22日
皆さんご来場ありがとうございました。
今回の総参加者は6380人だそうです。
技術書典3の時が3100人、天気に恵まれると倍ぐらいになるのでしょうか。
来場者の1.7%が注目してくれたということになりますね。
前回の注目度も比率で1.5%程度なので、総参加者のパーセンテージよりも、被チェック数に注目したほうが正しい予測が出来そうです。
“前回までは「被チェック数の2倍程度の部数が売れる」という法則があった” 今回結構崩れたっぽいので次回から補正が必要そう…! / “技術書典4 参加報告 | 黒曜の吹き溜まり” https://t.co/zlc871x6Wc
— わかめ@TypeScript味 (@vvakame) 2018年4月23日
しかしながら、被チェックの2倍ということも無くなってるらしいので、
- 天候の影響
- 混雑の影響
は、被チェック数からマイナスされるデバフなのでしょう。
そして、雨が降ると、天候に左右されない強者が集うので、絶対数が下方修正、購買率が上方修正されるといった感じでしょうか。
どうやって書く前に最初の期待値を見積もろうか
書籍を書きだす前の最初の予測に、当日参加者のクラスタ別の興味の比率は大事です。
しかし一般的な職業人口と、参加者の人口が必ずしも比例するわけではない。
また、世間の認知度の低いテーマを扱い場合は、赤字覚悟で、自らが広告塔になって広める覚悟は必要です。
逆にニッチだけど認知度が高いテーマは、強いです。
一般的な話題の場合は以下のようなジャンル別にざっくり切って、あとは表紙とクオリティでブチ上げていくのかな。
- 強そう。カジュアルに被チェック200Over行ってそう
- 苦戦してそう。被チェック100行けば良いほうか
- IoT
- Webバックエンド
- 悟りの境地。立ち読みのみで被チェック>頒布数とかありそう
- セキュリティ
- ネットワーク
当日の特異点
id:mochikoAsTech さん
2時間で400冊売れたので、1時間あたり200冊。技術書典は11時〜17時の6時間なので、単純に掛け算したら1200冊。でもラスト1時間くらいは落ち着いてたし、なんとなくの体感で考えても紙の本を1000冊刷ってたらちょうどいいくらいだったのかなーと思う。 #技術書典 #DNSをはじめよう https://t.co/fnXO1CAXcl
— mochiko@技術書典4でDNS本出したよ (@mochikoAsTech) 2018年4月23日
初参加で13時半で750部売りぬくという快挙を成し遂げたまさに台風の目。
分析すればするほどわけがわからないよ。
底なし沼の魔女 さん
今回の頒布数ですが、250部刷って、販売したのが100ちょい。余りの100部はZINさんに引き取りとなりました。思った以上にダウンロードカードのみ、って方が多かったのは意外でした。次回は紙媒体は100部、残りはダウンロードカードでいいかな、と。やはり、Reactは辛い(´;ω;`) #技術書典
— れいな@底なし沼の魔女 (@MegaBlackLabel) 2018年4月22日
残ったのか…個人的に期待値高かったので瞬殺だと思ってました。
なおComicZINさんに行けば買えるらしいです。
前回の反省を踏まえて今回やったこと
表紙をイラストレーターさんにお願いした
今回の表紙はマウンタン 氏にお願いしました。
最近VTuberブームのおかげでよく見かけるあのアセットの作者です。
「ホロライブ」VTuber向けなりきりアプリへリニューアルのお知らせ – カバー株式会社/COVER Corporation
本文が1字も仕上がってないのに、先に表紙だけ納品していただいて、恐縮と原稿落としたら死ぬ覚悟ができました。
「表紙かわいい」という意見を何度か頂いたので、はっきりと印象が改善したようです。
ちなみに表紙発注の時の依頼はこんな感じでした。 この他にLaravelの説明や要素技術などの知識編が7Pほどあるのですが、今は省きます。
魔法使い言うな!
ブースを手伝ってもらった
今回はうこ 氏にブースのお手伝いをお願いしました。
一人じゃないのは心強い。人があまり来なくなる15時以降が拷問じゃなかった。
iPadで在庫管理
カウンターアプリを使って在庫管理しました。
嵩ではなく、具体的な数字で着地予想ができるので便利でした。
カウンターで管理するアイデア自体は、当日の朝に思いついたので、今回はありもののアプリで対応。
事前に思いついて時間があれば分析にも使える、在庫管理のための自作アプリを作りたいと思った。
まとめ
- 死ななかった!めでたい!
- 晴れを経験することによって、頒布数予測の変数が増えた
- 2人でブースやると天国だった
- 在庫計数アプリつくりたいのでやっていこう
電子版をBoothで取り扱っています。