VRMLoaderUI 0.2 リリース
VRMLoaderUI を更新しました。 VRMをロードしたときに許可を求めるUI、アプリごとに作るの面倒なのでオープン化したものです。
今回は多言語対応の機能追加になります。 デフォルトでは日本と英語しかないですが、jsonファイルを追加することで他の言語にも対応できます。 ダウンロードはこちらから。
Release Version 0.2 2018.11.12 · m2wasabi/VRMLoaderUI · GitHub
使い方とソースコードはGitHubで公開しています。 再配布OK、アイコン等のアートワークも自由に変更・利用してOKです。 AIファイルはGitHubにソースコードと一緒に置いてあります。
技術書典5 で採ったニッチな分野の生存戦略
【技術書典5】ダウンロードカードのエラーのお知らせ~『VRM FANBOOK』を購入された方へ~
技術書典5のご参加ありがとうございました。
おかげさまで結構な方のお目に留まりました。
しかしながら、配布したダウンロードカードの中に、エラーがあることが発覚しました。
シリアル番号が11桁のダウンロードカードの方は連絡ください。
シリアルが合わないはずですので、正しいシリアル番号を配布いたします。
心当たりの方は
Twitter: @m2wasabi か、
support-tbf5@m2wasabi.com まで連絡下さい。
続報
11桁の場合でも、QRコードからダウンロードすれば無事ダウンロードできるので、
シリアルコードが合わない場合は、QRコードからダウンロードしていただければと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
そいえばXrLT Vol.2 で話してきてました
以下、ただの行動記録です。
おっさんがエモ散らかしてるだけで新しい知見があるわけではないので、
新時代の探究者の皆さんはこんなの見てないで各自頑張ってください。
7月27日に、xRLT Vol2があり登壇してきました。
hololens.connpass.com
ヒロムさんがまとめてくれた、当日の様子です。
togetter.com
スライドです。
VRMアバター作成のためのワークフロー 初級編 「俺はアークトラスで行く!」
前の記事からだいぶ空いてしまいました。
今回はVRMのアバターの作り方(一からとは言っていない)を説明していきます。
VRMとは
VRMとはオープンソースで公開された3Dアバターのためのファイルフォーマットです。
ドワンゴを中心に開発が行われ、VRMに対応したソフトウェア(バーチャルキャストやcluster.など)で、自分のアバターでコミュニケーションすることができます。
VRMの特徴として、ファイルフォーマットに形状だけでなく、権利表記配布条件も組み込まれている点があります。
これにモデルが管理できるプラットフォームがあれば、自分のアイデンティティを横断的に持つことが出来て良いのですが、
ニコニ立体さんAPI公開してくれないですかねぇ…
アバターを手にするまで
VR空間に着ていくアバターをすべての人が自作出来ればいいのですが、モデリングは人類の基本スキルではないようです。
そんな時我々オールドタイプは人様のモデルを拝借するわけですが、心して、以下の点は絶対に気を付けましょう。
権利的にクリアであること
(Unityにぶっこんでも許される、アバターで使ってもOKである、n次創作ではないなど)
雑誌が回収になったりバーチャルライフを叩き折られたりするので、冗談では済まされない事ですね。
今回チュートリアルで用いるのは、あいんつさん(@einz_twei)のアークトラスちゃんです。
アークトラスちゃんは以下の点でVRMのチュートリアルを行うのに適しています。
- 揺れモノを仕込まなくても不都合が無い
- ポリゴン数が控えめ
- Humanoidをセットアップしやすい(Unityで読み込むことが出来るfbx同梱)
- カスタマイズしやすい
マテリアルやテクスチャ数がだいぶ絞ってあり、MMDerよりもゲの付く業界の人が作った感じでUnityで使いやすいです。
ユニティちゃんシェーダ2の作例としても優れていて、参考になります。
そんな厳しい条件をクリアできる子が 1080円 (おやつ約3回分)です。買わない手はありません。
VRMセットアップ
バーチャルキャストや自作のアプリで動かしたい場合は、特に何も考えずVRMのドキュメントに従えばセットアップ可能です。 以下、モデルに依存した細かい部分について説明します。
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